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D-day2

2019/1/17

 

個展がはじまる前は準備の忙しさにてんてこ舞いで
ある程度の準備が揃うと始まる前は
色んな感情で落ちつかない。
プレッシャーや不安に時には逃げたくなったり、時には複雑な気持ちで誰かとひたすらしゃべりたくなったり。

いざはじまれば大丈夫だが何事もはじまる前が一番感情を揺さぶる。

100人のプリントも終わり、パネル作業も終わりある程度のディスプレイも終わり最終チェックと最後の告知だけが残った今朝、いつも何気なく挨拶から始まる連絡で出てきた映画を見ることにした。

実はRhymeのポートレートプロジェクトに関する私の文章の話がきっかけで出てきた映画【smoke】

10年以上、同じ場所、同じ時間、同じ方向でカフェが見える街角を毎日撮り続けているブルックリンの小さな煙草屋を営むオーギーと数年前に銀行強盗の流れ弾で妻を亡くして煙草屋の常連で、オーギーの親友でもある作家ポール・ベンジャミンと車に引かれそうになるポールを助けラシードとの出会いから広がるストーリー。

オーギーが撮る写真は何千枚とある同じ場所で同じ時刻に撮影された写真。
同じ写真は1枚としてない。

煙草の煙の重さを量る話から雪山で遭難した男の話。
10年間書いた原稿で煙草を吸う話など。
一つ一つの表情や仕草と台詞が心にしみてきて
そして最後のオーギーのクリスマスの思い出の話のモノクロの映像にそのカメラがCANON AE‐1というのがあんまりにも好き過ぎてたまらない。

実は私が写真をはじめたのも、何十年間相棒だったのもCANON AE‐1。

嘘をついてカメラを盗んだオーギーのクリスマスの話に最後ポールは言う。
【本当にいいことをしたな。人を幸せにした。生きていることの価値だ】

間違いだらけの真実の物語り。

証明しようとしなくてもいい、例え全てが嘘だとしてもそれが真実だと信じる人が一人でもいればその人にとっては真実である。
何かもやもやしていた感情がすっきりした。
噂だと思っていたのば事実で
事実だと思っていた事が嘘だったりと私達の人生は常にフィクションとノンフィクションの中を行ったり来たりしている。

フィクションかノンフィクションかは自分次第。
信じる自分を信じること。

あの人はいつもこうして私に気づかせてくれる。

落ち着いてゆっくり準備していこう。
もっと自分を信じていこうと思う夜。

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