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Photo essay 2

2015/4/17

akane_275 (3)

Simple & sensibility 2



彼女に知り合ったのは今考えてみるともう4年以上になります。
だがまともに話しをしたのは指を折るくらいしかありません。
だがなぜかお互いが知っているという感覚ときっと二人が食べたご飯の量や回数などで二人を意味つける関係ではないと遠いが近い存在でありました。
私たちが他人を認識し、自分の中で一人の人をあるイメージを作って存在させるということは何を意味しているのでしょうか。
人と人が共に息を吸って生きている以上、お互いを感じて一人の人間を自分に認識する過程にはその人の話し方、仕草、共に置かれている環境、そして相手をみる前に自分の中で作られている相手のイメージなど色んな要素が複雑に絡み合い、相手を認識していきます。
人はみんなそれぞれ特別でそれぞれの特有の香りや特性を持っているとよく私たちは言います。

彼女をみるといつもエネルギッシューで人が好きで純粋すぎるほど物事に正直な人だというイメージでありました。
それは私が遠い距離の間から聞こえてくる彼女の話や見えてくる行動、そして彼女と直接に関わっている人達の反応など外部の影響から作られてきた彼女であります。
でも私は彼女を知らない。それが正直な気持ちでした。
人が人を知る為には現実で共に時間を過ごし、話し合い、お互いの行動などが混ざり合い、同じ経験を重ねあいながらそれぞれが持っていた認識のずれを確認していきます。
それを得てから私たちはその人を知っていると言えるのでしょう。
私が実の彼女が知りたくなりました。
そして私の中の彼女を実として知っていきたいと思いました。
彼女が望んでいた撮影、素直そして素顔をありのままそして気づいてなかった姿を残す為にも彼女が知りたいと思ったのであります。
不安と緊張。そして照れくさい笑顔からはじまった撮影は黙々と静かにシャッターの音と共に流れます。
彼女は私に聞きました。美しいとは何だと思いますかと
私ははっきり答えることはできませんでした。だが自分がどんな人になりたいかいうことを考えたらありのままの自分を愛せる人は美しいと思いました。
カメラのフィルターを通してみている彼女は普段では見えなかった美しさがいくつもありました。
白い肌、長い手と足、彼女の唇。
この撮影の時間で彼女を知ったいう一枚は私の中ではこの写真であります。
それはお互いが間を空けた瞬間でありました。
色んなポーズを誘導している間に通り過ぎていったお客様と目が合った瞬間、彼女の目は瞳を見開き、口角を優しく上げました。
本の一瞬にみせた表情をみてシャッターを押しながら私は思いました。
彼女は本当に人が好きだと。そして人を見るその瞬間彼女はその顔でその表情で美しいんだと。
結局私はまた自分の主観で人を見てしまったかも知れません。
だが自分の中に作られている一つの認識が固まった観念でしか動かないように常に物事をそして人をみつめていく努力というのは人を撮る撮影者としては一番の戦いであり、自分の可能性を広げる一つの希望でもあるのではないでしょうか。
それは見つめた撮影者だけでなく相手と通じ合った時にこそ価値を付与する意味を持っようになると思います。
それは共感であり、共有であることを信じて、、
人はみんな愛される為に生まれてきて、愛される以上に人を愛す為に精一杯生きています。
時には不器用で時には悲しくて時にはもどかしくても
ありのままの姿で惜しまなく人を愛そうとし精一杯生きているあなたは美しいです。

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